
もし社内SEになったとして将来の自分の姿を想像できないと不安ですよね。
このサイトでは社内SEをおススメしていますが、本記事では「社内SEのキャリアパス」の疑問に答えます。
目次
そもそもキャリアパスとは?
キャリアパスという言葉
そもそもの話ですが、キャリアパスという言葉はどういった意味でしょうか?
「職歴(キャリア)」+「道筋(パス)」をつなげた言葉で、つまり仕事をする上での将来への道筋という意味の言葉です。
一般のエンジニアのキャリアパス
一般的なエンジニアの場合のキャリアパスはどんなものでしょう。
スタンダードなのは「運用保守」or「プログラマー」→「上流工程SE」→「管理職」という流れかと思います。
エンジニアの世界の中では、場合によっては転職を交えながら上を目指してゆく人もいるでしょう。
ただ、近年はIT技術も多様化やスピードアップやが進み、一つの専門分野で一貫したキャリアを築きにくいこともあるかもしれません。
社内SEのキャリアパスはどうか?
社内SEの場合もいくつかのキャリアパスがあります。
多くは自社の内部でのルートですが、さらに転職して社外で活路を見い出すルートもあります。
では、社内SEのキャリアパスの例を見てみましょう。
社内のITスペシャリストとして社内現場で活躍し続ける
社内SEでITエンジニアとして手を動かす仕事で活躍する道です。
ITエンジニアの仕事が好きなら、社内SEの特性上 ある程度まったりと過ごせそうです。
社内SEを経て管理職となり、IT戦略を立案しつつ部下の管理・育成にあたる
情報システム部門の管理職となって活躍します。
課長→部長→本部長など徐々に昇進し、IT戦略を立案したり、部下の管理・育成などのマネージメントを仕事とします。
また、昇進によって一般社員よりも年収がグッと上がる事になります。
他部門へ異動、IT分野の経験を活かし活躍
情報システム部門から経営企画等の他部門へ異動し、これまで社内SEでつちかったIT分野の経験を活かし、経営企画に携わります。
分野が違う仕事になることで勉強も必要になりますが、会社の中枢を担う仕事が経験できます。
経験やキャリアを活かし転職してキャリアアップを目指す
自社での社内SEの経験を元に、さらに転職して年収アップを狙います。
社内SEだと最新技術に遅れている場合も多いので、転職先も社内SEを選ぶことが無難な線だといえます。
経験をアピールし元の会社より給料が上がる企業に出会えれば非常に幸運です。
社内SEのキャリアパスまとめ

あなたが社内SEになったと場合の、その先の将来の姿が想像できたでしょうか。
「社内SEの世界でもバリバリ頑張りたい!」という人も当然いるでしょう。
そういった気持ちなら、社内SEとしてのキャリアアップは大切ではあります。
でも、せっかく社内SEになったのであれば、自分の「ライフ」(家庭や家族・自分)の部分を大切にできるチャンスを手に入れているわけですから、それを重視するスタイルに切替えるのも一つの道ではないでしょうか?
以上